若桜からお届け☆たね企画室のブログ

みんなで楽しくアイデアを形にしていきませんか?  たね企画『室』と名付けたのは誰でも参加できて楽しい空間にしたいという思いからです。

フナを食べた

体力回復に滋養に富んだ鮒

 

1日かけて移動

宮城県白石市でずん子スタンプラリーが始まりました。
若桜町から白石市まで行くには、
日本交通の高速バス(鳥取大阪線)の若桜経由便で難波へ行き、
南海電車に乗って難波から関西空港へ行き、
Peach関西空港から仙台空港へ行き、
仙台空港アクセス線と連絡するJR東北本線で白石へ着きます。

それぞれの交通機関を乗り換える間は遅れないように気を付けて徒歩移動、
とても体力を使うので行きも帰りも景色は少し楽しんだ程度で座ったら寝ていました。

たね企画室は第11回東北ずん子スタンプラリーのスタンプ設置店として
初参加させてもらったので、スタンプ用紙や店舗に飾る等身大パネル
出し物であるめだまがえる体験コーナーの準備などをしお客様を迎えてスタートです。

 

若桜町への移住者

びわのたねは昨年から若桜町に移住してきましたが、ご近所に
6年前に中国から移住してきた人が住んでいます。

物怖じしない性格でどんどん日本語で話しかけてくれるので、
思っていることが大体わかるし、言葉が間違っていても
何度か言い直してもらっているうちに意味が推測できます。

そのおかげでご飯を一緒に食べたり買い物に行ったりできるぐらい
仲良くしてもらって友達になりました。

店員さんに話が伝わらないときにびわのたねが言い直して伝えます。
その言い方を見ていて勉強になるんだ、と努力を惜しまない人です。


仕事終わりにすぐ移動開始で滞在が終わり戻った翌日から仕事という、
きつめの日程に、大阪や海外からの移動者が集まる空港に出入りして
びわのたねがコロナウイルスに感染したらどうしよう』と
白石へ出かけている間とても心配してくれていたそうです。

 

中華風?フナの煮込み


若桜町に夜、大阪からの高速バスが着いて家に荷物を置くと、
友達から家においでと連絡をもらったのでお土産を持ってお邪魔しました。

お土産は白石のうーめん(温麺)です。
麺を日本語で「めん」と読むのと似ていて中国語で「みん」と読むそうです、
短いうーめんを見て短麺「どぅあん・みん」と言っていました。

ボウル2つに昨日作ったという自家製の肉まんが山のように入っていて、
別に取っておいた今から食べる分を蒸し器で作ってくれました。

そしてもう一つの鍋を火にかけて煮魚を作ってくれました。
「できたよ」と食卓に置かれた鍋を見ると、鯖ぐらい大きいフナ!

 



琵琶湖の鮒ずしや若桜町のスーパーで鮒の子造りというお刺身で
フナの料理を食べたことがありましたが、
丸のままのフナを売っているのは見たことがありません。
材料のフナは知り合いの社長にもらったと言っていました。

味付けはあっさりした味噌煮で少し中国の味噌、豆鼓が入っているような
甘さが少なく味噌の塩気と旨味が白身のおいしさを引き立てていました。

魚体が大きいので小骨といっても大きくぽろりと取りやすくて、
旬なので脂がのり、たくさん卵を持っていて美味しかったです。

中国語と日本語を交換し合って勉強


食事中の話の中で今朝のニュースで見た安倍首相のことを
「あんぴぃ」と中国語で呼ぶので中々わからず、
日本で一番大きい頭の人(首相)、テレビに出ている。
大阪に体悪い人増えている、学校も休みにすると言った。
と、話を聞いているうちに意味が分かってきました。

びわのたねが大阪へ行ったので、コロナウイルスに感染しなかったか
体調を気遣ってくれているんだなとわかりうれしくなりました。


北海道や沖縄、千葉などの読み方があやふやでわからないので
都道府県地図をスマホで出して場所と日本語の読み方を確認しました。


フナの煮つけを食べているときにびわのたねの皿の中身を指して
「これ、○○(中国語)。 ボーン、日本語でなんて言う?」
と聞かれてわからないので何回か聞いていると
魚の中ボーンという単語で浮袋のことかなと思いました。

でも食べているのが本当に浮袋か自信がなかったので、
「内臓(ないぞう)だよ。」とおおざっぱな回答をしました。

最初に間違って教えてしまうと訂正するのが難しくなり、
他の場面で通じなくてまた苦労すると思うのです。

麺を中国では「みん」と読むのは、中華料理に行ったときに
店員さんの話が分かりやすくなるので覚えておこうと思います。